2020-01-01から1年間の記事一覧

中国による豪州への制裁措置

豪州は、今や日本を凌ぎ最大貿易相手国になった中国と対立を深めています。 鋭く対立というよりも、中国が豪州を一方的に締め上げていると表現したほうが実態に近いでしょう。牛肉に小麦、石炭などの輸入減少、留学生の送り出し停止など、中国依存の度合いが…

日本学術会議

日本学術会議の新規会員候補を菅首相が却下したことをめぐり、様々な論評がなされています。学問の自由の侵害といった批判的な意見から、同会議を問題視する観点から首相の判断を支持する意見まで様々ですが、大手メディアの報道では前者のスタンスの方が優…

イージスアショア計画の撤回

イージスアショア計画が撤回されることになりました。 軍事の専門家ではない私が、ことの是非を論じることはできませんが、気になることを少々を挙げてみます。 <そもそも必要だったのか?> イージス艦による迎撃に加え、常時陸上から監視、弾頭ミサイルを…

小池都知事の学歴詐称疑惑

以前から度々問題視されていた小池都知事の学歴詐称疑惑について、知事のエジプト時代の同居女性の証言などを基にした書籍に加え、このところ様々な記事が散見されます。 『小池百合子都知事の学歴が信じられない7つの理由(前・後編)』 黒木亮(JB Press 2…

新型コロナ⑦

◆変わる働き方:業務内容の定義、自立性コロナ禍で仕事の中身、その必要性、やり方、評価方法が大きく見直される可能性があります。働く環境、待遇の変化だけでなく、従来とは異なる士気向上策、労働衛生のあり方が求められるでしょう。 また、いわゆる「エ…

新型コロナ⑥

◆プライバシー管理の在り方 コロナ禍で、改めてプライバシーのあり方も議論されるべきでしょう。 自宅療養中の感染者の監視できず、迅速な経済支援実行のために支援対象の実情把握が必要なのに行政も本当に困っている人を把握できない。一方、コロナに感染し…

新型コロナ⑤

◆安全保障の視点 各国の指導者がコロナ禍を“戦争”と表現していることが象徴していますが、感染症対策は安全保障の領域です。軍事組織が感染症の封じ込めの全てにおいて前面に出ることが前提ではなくても、封じ込めに安全保障の視点が有効です。 ダイヤモンド…

新型コロナ④

コロナ禍により、社会の在り方や経済活動の形体が諸々変わるでしょう。一方で、コロナ以前に当然と考えられていたことが、貴重なことと改めて評価されることもあるでしょう。オンライン化が進むもの、人との直接的な接触が再評価されるもの。 そして、私たち…

新型コロナ③

発信者の素性がわからないSNS上の情報 今回のコロナ禍でも、悪い意味で話題になることが多いSNSでの情報。SNSは情報の発信に受信に、なくてはならないツールになっている人も多いでしょう。しかし、しばしばデマやフェイクニュースの温床にもなっています。 …

新型コロナ②

私は仕事柄ニュース自体はチェックする方です。残念ながら、まだしばらくは、新型コロナが話題の中心になることは間違いないでしょうが、このトピックについて最初に腑に落ちなかったことは、ダイヤモンドプリンセス号に関する報道でした。 英国船籍で米国企…

新型コロナ①

こんなご時世なので、新型コロナウイルスについて、嫌でも目に入ってくるので、自分が少しでも腑に落ちればとの想いで、少し調べて、メモを残していきます。 新型コロナウイルスについては未解明なことが多く、収束も見通せませんが、この機会こそ情報リテラ…